日召禾口

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「ALWAYS三丁目の夕日」を見ました。とてもよかった。

ストーリーもいい話なんですが、なんかただ単に昭和を再現した
映像をダラダラ流しているだけでも、そうとうイイんじゃないのかって思いました。
昭和の日本車はとてもかっこいい。サラリーマンがみんな帽子をかぶって
会社に行くのはいいですね。

小生らの親の世代は、ああいった日本を生きていたんですな。
上野に汽車が走り、氷屋が台所の冷蔵庫に氷を入れに来たり、
オート三輪が走ったり、集団就職をしたり、三種の神器に感動してたんです。
テレビを買ったら近所の人が集まってきて、みんなで力道山を見るなんて
いまじゃ考えられんでしょう。とても同じ国とは思えません。
って考えると、親世代の人たちはものすごい変動の時期にいたんだなと思いました。
スゴイね。ワカランものです。

同時に、この映画は強烈な皮肉が込められているようにも感じます。
夕日は50年前と同じなのに、こんなにまでも日本はツマラナクなってしまったのか
というようなことがいいたいんじゃねえの的な感じが、少なからずするんです。
「平らに成る」と書いて平成とはいえども、まったく 違うふうになってしまってるのも
なんとも皮肉な話です。

ボーナスでプラズマテレビを買ったら、感動するかなあ。
ラジオからテレビに変わる感動ほどはないんじゃないでしょうか。
映画とか本以外で感動することがあっても、日常に感動がへっとるんです。
たぶんですが。

立川談志さんが言ってましたが、日本は貧乏が似合うんですかね。
貧乏じゃなくなったら、ちょっと方向がわかんなくなって、ヘンなことになっておるようです。
じゃあどうしたらいいかっていうことですが、
しょうがねえやって思うしかないんじゃないですか。って思います。
昭和にもどそうったって無理ですから、ITの会社にいじめられても、
姉歯作品のアスベストハウスに住まされても、
どうしようもねえなあと思ってやや諦めるほかないでしょう。

そういった意味も込めまして、とても面白かった。ちょっと長いですが。
小生の好きなピエール瀧さんが、30秒くらい出てます。
あの時代に生きた人なら、凄く懐かしくていいんじゃないかと思い、母上にお薦めました。


おっと若干真面目なないようになってしまいましたので、くだらないことを言わないと。
ウンチウンチ。
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by IzawaHeavyInd | 2005-12-11 21:26 | 手記
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