若冲と国芳、金魚とカバ

d0007268_19211843.jpg伊藤若冲という江戸時代の画家の絵が一部で話題となっているのとの怪情報を受け、流行に敏感な小生はきのう上野の山を目指しました。
自分の中では上野はいま世界でもっとも注目されるべきところです。
博物館と動物園、美術館、歴史ある大ホール、東京藝術大学等、文化的なものがある一方、アジア諸国独特の怪しさが必要以上にあるからです。
アメ横もありますし、寄席もあります。ここは万博だ万博。

さて、結論から言いますと、若冲展はいまいちでした。
やはり小生が尊敬する北斎には及ばない。

北斎師は神様的に絵がかけるのに、「なんでそんなモノ描くの」というアホっぽいものが
けっこうあるからいいんですよ。才能を無駄使いできるウツワがあるんです。

若冲を見たあと、博物館の常設展示をウロウロしてますと、非常にいい絵を見つけました。
こちらです。

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歌川国芳の「玉や玉や」という作です。
金魚がシャボン玉を拭いてて、みんなで喜んでいるという作品。
抜群にいいでしょう!バカすぎる!
右隅のオタマジャクシの喜びっぷりが実にいい!
久々にいい絵を見ました。心の臓をズバッとやられましたねぇ。
感動しました。

本当に上野は優秀な博物館を持ってるなあ。


そのあと、上野動物園が「夜の動物園」というイベントをやっていました。
通常5時閉園の所を、8時まで開園して動物の夜の生活をお見せするという、
ある意味上野らしい企画です。
博物館後はここへ飛び込みました。これもよかったです。
特にカバがよかった。若干引くくらいデカイ動物を見て驚くのがとても新鮮です。


博物と動物で目の玉を喜ばした、充実した日曜でありました。


<参考>
「若冲と江戸絵画」展
http://d.hatena.ne.jp/jakuchu/
北斎展のときにも思ったんですが、北斎や若冲の絵を集めてるのって
外人のほうが圧倒的なんですなあ。日本は外のものを取り入れていたときには、
自分の国のものを評価できんかったんでしょう。ツマランやつです。

北斎「大黒に二股大根図」
http://store.yahoo.co.jp/kakejiku/yk-9198.html
ほら、バカっぽいでしょう。しかし売っているとは。

上野動物園
http://www.tokyo-zoo.net/zoo/ueno/index.html
旭山動物園が日本一になったことにより、上野動物園は日本二になってしまいました。
巻き返しを図ろうとしているのかどうかわかりませんが、いろんな工夫がなされていて
見ごたえ十分です。ちなみに私は上野派です。旭山は遠いから。がんばれ上野!
「夜の動物園」は15日まで。一人散歩にもとてもいいですよ。


今後も上野は注目ですね。
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by IzawaHeavyInd | 2006-08-14 19:51 | 手記
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